盛和塾 読後感想文 第156号

人生で一番大切なこと 稲盛塾長は若い頃から、目的を持ったら本当にまっしぐらに、何の邪心もなしに、目的に向って邁進してきました。もう脇目もふらずに一生懸命、それに向って努力をする、右顧左眄(うこさこ)しないで、先に何があろうとも、何も見えなく…

盛和塾 読後感想文 第155号

フィロソフィーをいかに語るか 経営にはフィロソフィーが何故確固として必要なのかということを、過去にも話してきました。 フィロソフィーを経営者自身が実践するのみならず、従業員と共有することの大切さは、何度も話してきています。しかしながら“フィロ…

盛和塾 読後感想文 第154号

鉄火場を踏ませる 本当は怖がりでビビリで、しかしセンスがあり人間性も大人しくて非常に真面目な、そういう人に仕事の場を通じて場を踏ませる。難問題に挑戦する機会を与えることを通じて自信をつけさせる、 度胸をつけさせることが大切です。 ビジネスにお…

盛和塾 読後感想文 第153号

純粋な心からの情熱 強い思い、情熱は成功をもたらします。しかしそれが私利私欲から生じたものであれば、成功は長続きしないでしょう。 人間にとって何が正しいかに対して鈍感になり、自分だけが良ければ良いという方向へ突き進み始めるようになると、初め…

盛和塾 読後感想文 第152号

中小零細企業が大企業に発展するためには 事業を成功に導くには努力の積み重ねしかない 会社が立派になるということは、お金持ちになるとか、経営者が良くなるとかではなく、それだけより多くの人を雇用する、養うことになる。それだけでも社会的に大きな意…

盛和塾 読後感想文 第151号

人格を高め、維持する 一般には、人間のあるべき姿、人生哲学、考え方は、一度学べば充分だと思い、なかなか繰り返し学ぼうとしないものです。知識として知っておれば、もう良いと思いがちです。 しかし、スポーツマンが毎日肉体の鍛錬をしなければ、その素…

盛和塾 読後感想文 第150号

すべては“思う”ことから始まる 先賢の高邁(こうまい)な知識を学んでも、経営論や技術論をいくら習っても、道を究(きわ)めようという強い信念、高い志、勇気を持って挑まなければ、身に心に深く刻み込む事はありません。いざ実践しようという時に役に立たな…

盛和塾 読後感想文 第149号

経営の使命と人間の本質 経営者の共通の悩み 盛和塾に入られる塾生の中には、経営の使命について悩んでいる方がおられます。 会社の使命について。会社の使命は何なのか悩んでいます。本業で利益をきちんと出すことこそが社会貢献だと思っています。 大手企…

盛和塾 読後感想文 第148号

心の修練を積む 経営者は多くの難しい問題について判断を迫られます。判断の連続が経営者の日常といっていいでしょう。 右を取るか、左を取るか、判断の難しい事は、有名な経営者であっても考えあぐねて迷います。しかし、経営者である限り、日常茶飯、判断…

盛和塾 読後感想文 第147号

社会との共生 文明段階以前の祖先は、利己的な考え方、自分だけが良ければいいという考え方をしていくと、結局は何世代か後にはみんなが餓死をしなければならない、滅びなければならないということをよく知っていました。森と共に生きていこう、共生していこ…

盛和塾 読後感想文 第146号

数字で経営する 企業を永続的に成長発展させるためには、経営者が正しい舵取りを行うことが不可欠であり、そのための唯一の客観的指標は数字です。 一.正しい数字で経営する 数字で経営するには、第一に何よりもその数字が正しいものでなければなりません。…

盛和塾 読後感想文 第145号

経営に打ち込む 真の経営者というのは、自分の全知全能、全身全霊をかけて経営を行っている人のことを言います。どんなに重要な経営手法や経営理論を頭で理解しても、それだけで優秀な経営者になれるわけではありません。 経営者の評価尺度は、いかに長時間…

盛和塾 読後感想文 第144号

きれいな心で描く 強い情熱は成功もたらします。しかし、それが私利私欲に端を発したものならば、その成功は長続きしません。それは、周囲の人たち、従業員、お客様、取引先やコミュニティーから受け入れられなくなり、人々が周りから去っていき、周囲の人々…

盛和塾 読後感想文 第143号

リーダーよ、創造的であれ リーダーは常に創造的な心を持っています。部下には新しい何かを求め、創造していくという考え方を植え付け、創造的な製品、サービスを考え、実践していくように指導していくのです。 それは創造的な考え方を常に集団に導入してい…

盛和塾 読後感想文 第142号

不況はチャンス 不況になると、たいがいの会社は“耐えるしかない”とあきらめムードに支配されてしまいます。経営者も従業員もみんなただ頭を下げて、嵐が通り過ぎるのを待つというようになります。 ところが不況は、新しい経済の局面です。周囲が変われば、…

盛和塾 読後感想文 第141号

人を育てる 人材育成は中小企業経営者にとって最も難しい問題です。東京商工会議所が実施したアンケート調査によれば、“売り上げ拡大に取り組む上での課題”という質問に対して最も多かった回答が“人材不足”であり、中小企業のおよそ七割の経営者が人材育成を…

盛和塾 読後感想文 第140号

ささいなことにも気を込める 仕事ができる人は正しい判断ができるのです。正しい判断するには、どういう状況にあるのかということを鋭く観察する必要があります。物事の核心に触れるまでの、鋭い観察力がなければならないのです。 この鋭い観察力を生むのは…

盛和塾 読後感想文 第139号

経営に打ち込む 真の経営者とは、自分の全知全能、全身全霊をかけて経営を行っている人のことです。どんなに素晴らしい経営手法や経営理論、経営哲学を頭で理解しても、真の経営者になれるわけではありません。命をかけるくらいの責任感で毎日を生き、その姿…

盛和塾 読後感想文 第138号

エネルギーを部下に注入する リーダーが情熱を込めて事業の目標やプロジェクトの意義を部下に話し、彼らの士気を、自分と同じレベルにまで高めることができれば、事業を成功させることは可能になります。自分のエネルギーを部下に注ぎ込むのです。これにより…

盛和塾 読後感想文 第137号

“利他行“としての経営 経営者の生き様を見せる場に 第一回全国大会での稲盛塾長の講話をまとめたものです。利他の心が人生や会社(社風)にどうして良い影響を与えるのかということを説いておられます。“利他の心とは、それを持つことにより周囲の尊敬を得て会…

盛和塾 読後感想文 第136号

盛和塾でいかに学ぶか-フィロソフィーを血肉化する- 盛和塾で学ぶ目的とは 学びを経営に生かせているか 稲盛塾長が盛和塾を始めたのは、徒手空拳で創業した京セラを成長発展させていく中で、京セラの経営の要諦をぜひ教えて欲しいという京都の若手経営者から…

盛和塾 読後感想文 第135号

自利と利他 事業は“自利利他”の両方を満足させるようにしなければなりません。“自利”とは、自分の利益、“利他”とは他人の利益です。自利利他とは自分が利益を得たいと思ってとる行動や行為は、同時に相手側の利益につながっていなければならないということで…

盛和塾 読後感想文 第134号

エネルギーをほとばしらせる 大事を成すにあたっては“狂であれ”と、すべての情熱を燃やし尽くすことが必要です。 情熱というのは、克服困難と見えるような障害を乗り越えようとする、果敢にチャレンジするために必要なエネルギーとなるのです。燃えるような…

盛和塾 読後感想文 第133号

あきらめずやり通せば成功しかありえない 新しいことを成し遂げられる人は、自分の可能性をまっすぐに信じることができる人です。 可能性とは、“未来の能力”。現在の能力でできるできないを判断してしまっては、新しいことや困難な事はいつまでたってもやり…

盛和塾 読後感想文 第132号

住む世界を変える 同じ業界の中で、黒字と赤字会社、対照的な会社があります。両社に経営努力や従業員の働きの点で、大きな違いがあるわけではありません。いずれの企業でも、懸命に努力はしています。しかし赤字会社が黒字会社と同じ努力を続けていては、い…

盛和塾 読後感想文 第131号

仕事を考え尽くす 新しい事業を展開するときに、不安や心配を抱いてしてはなりません。新規事業展開は平坦な道ばかりではありません。一歩進めば壁に当たり、その壁を一つ一つクリアしていくという事の連続です。しかし、一抹の不安も抱いてはなりません。そ…

盛和塾 読後感想文 第130号

思いは必ず実現する 思いの持つ偉大な力について 思いが今日の文明社会を築きあげた 一般的には物事を考える、つまり頭で考えることが大事であり、逆に“思う”という事は誰にもできるので、大した事ではないと捉えられています。しかし、この思うという事は考…

盛和塾 読後感想文 第129号

世のため人のために尽くす “世のため、人のために尽くす”ことが人間として最高の行為です。 人間は“自分だけが良ければいい”と利己的に考えがちです。しかし本来人間は他のために尽くすことに喜びを覚える、美しい心を誰もが持っています。 利己的な思いが強…

盛和塾 読後感想文 第128号

利他の現代の処方箋 現代の世相の乱れを、個人の欲が過剰な為に起こっている問題と考えると、解決策が見えてきます。各人が欲を少しずつ削って自分が損をする覚悟をすれば、また他人に自分の利を譲り与える勇気さえあれば、すべてはうまくいきます。しかし、…

盛和塾 読後感想文 第127号

フィロソフィーに浸かる フィロソフィーを体得するには、日々どのように判断すべきかを考える習慣を身につけ る以外に方法はありあません。フィロソフィーの会社の手帳をただ読んで知っている、あるいは、ただ自分のカバンの中に携帯しているだけでは、無意…