盛和塾 読後感想文

盛和塾 読後感想文 第五十五号

一隅を照らす 小田 全宏(ぜんこう) 日本政策フロンティア代表 小田さんは、私の好きな言葉は “一隅を照らす者、これは国宝なり” – 天台宗(てんだいしゅう)を開いた伝教大師最澄(でんぎょうだいしさいちょう)の言葉 - であると書かれています。 限りある人生…

盛和塾 読後感想文 第五十四号

試練を通じて成長する 塾長は “人生を終えるときに、立派な人格者になった人もいれば、そうでない人もいる。人生を歩む中で、自らを磨き人格を高めることができたかどうかです” と語っています。 人間は生まれた時は原石のようなもので、後天的に磨き上げる…

盛和塾 読後感想文 第五十三号

心をベースとして経営する 会社の発展のために、従業員の物心両面の幸せのために一人ひとりが努力する。経営者も命をかけてみんなの信頼にこたえる。働く仲間の信頼に応える仕事をする。そのような仲間を信じ、私利私欲のためではない、社員のみんなが本当に…

盛和塾 読後感想文 第五十二号

採算意識を高める 京セラではアメーバ単位(事業部制)で、時間当り採算制度を実施し、職場での仕事の結果が誰にでもはっきりと分かるようになっています。社員一人ひとりが経営者の意識を持って、自分たちのアメーバの時間当り付加価値をどうしたら高めるこ…

盛和塾 読後感想文 第五十一号

企業統治、トップが倫理を どの歴史を見ても、国であり、企業であり、その盛衰はリーダーで決まる。経営者の行動により、企業の繁栄や従業員の運命も決まります。 雪印乳業、日本ハム、三井物産、東京電力などの不祥事が発生していますが、日本の企業のリー…

盛和塾 読後感想文 第五十号

人は何のために生きるのか 京セラ設立後、塾長は、経営経験のない中で、次第に京セラという会社はどうあるべきかを考えました。27人の従業員を路頭に迷わすことはできないこと、京セラ設立を支援していただいた方々への御恩とご厚意に報いなければなりません…

盛和塾 読後感想文 第四十九号

企業経営における倫理 - リーダーと人格について 企業不祥事とリーダー アメリカ、日本において昨今、経営上の不祥事が多発しています。 能力もあり、努力もして頑張ってきて、企業を発展させてこられた立派な経営者が不祥事を起こすことがあります。 経営…

盛和塾 読後感想文 第四十八号

ガラス張りで経営する 全従業員が経営に参画して行くことにより、企業は成長・発展し続けると思います。全従業員が経営に参加して行く為には、従業員に経営情報を即座に開示していくことが前提となります。 その経営情報は従業員に分かり易く、従業員が活用…

盛和塾 読後感想文 第四十七号

“宇宙の意思”と調和する心 この世には、すべてのものを進化発展させていく流れがあります。これは“宇宙の意思”だそうです。この進化発展は、愛と誠と調和に基づいている為、何億年も続いていると思います。この進化発展する宇宙の流れ、その巨大なエネルギー…

盛和塾 読後感想文 第四十六号

情けは人の為ならず 因果応報の法則について 運命と因果応報の法則 私たちの人生のいろいろな出来事は、自分の意志や遺伝子の力が及ばない領域があります。運命ということです。 以前の読後感想分でもふれましたが、因果応報の法則-善根は善果を生み、悪根…

盛和塾 読後感想文 第四十五号

綺麗な心で願望を描く 塾長は語っています。強い願望であっても私利私欲に基づいた動機であったり、又、世の道理に反する動機の場合は、一時的に成功するかもしれないが、結局、社会との摩擦を生み、社会に受け入れられなくなり、失敗につながっていきます。…

盛和塾 読後感想文 第三十四号

思いやる心が信頼を勝ち取る 経営者は、率先垂範して仕事を進める、従業員に模範を示すことが必要です。朝は一番に仕事場に出向き、夜は最後に戸締りをするようでなければなりません。私は朝6時に、テキサスの事務所と朝礼をし、ロス事務所へは朝7時に出社し…

盛和塾 読後感想文 第三十三号

情熱が時代を開く 世の中には燃えない人があります。新しい材料を見つけたり、新しい住宅のパンフレットを見せても調査もしないし、まったく興味を示さない人もおれば、自分でその材料の調査をしたり、新しい住宅のパンフレットを読み、その工法を研究する、…

盛和塾 読後感想文 第三十二号

京セラ フィロソフィー 目標を達成するまで粘る 成功するまで諦(あきら)めない 成功するかしないかは、その人のもっている熱意と執念(しゅうねん)に強く関わっています。何をやっても成功しない人には熱意と執念が欠けているのです。体裁(ていさい)のいい理…

盛和塾 読後感想文 第三十一号

原点を見失わない 山登りをする時、突然霧に包まれて視界ゼロという状況に見舞われ、大変な危険にさらされることが良くあります。その時は登攀(とうはん)ルートを見失って遭難してしまわない様に、再度ベースキャンプに戻り、再スタートをします。 新しくチ…

盛和塾 読後感想文 第三十号

京セラフィロソフィー 積極思考―いつも前向きに考える 塾長は語っています。もっとも困難な状況の時でも、いつも明るく前向きに、熱意を持ち続けること。常に自分自身の目標に向かって一生懸命する、素直な心、他人の意見に耳を傾ける心を持つこと。不平、不…

盛和塾 読後感想文 第二十九号

年長者から学ぶ 若い時に両親や先生方に教えていただいたことが、ある時、フット思い出されます。若い時には理解出来なかったことが、突然、“ああ、父親はこんなことを伝えたかったんだ”“ああ、あの先生は、こういう時のことを言っておられたのだ”と気付くこ…

盛和塾 読後感想文 第二十八号

決して諦めない-誰よりも努力をする 成功するかどうかは、たとえ毎日の地味な仕事でも、一歩一歩着実にたゆまぬ努力を続ける意志があるかどうかで決まります。 高い目標-自分の夢-は一見、目標が高すぎて遠すぎて、達成できないかもしれないと私はしょっ…

盛和塾 読後感想文 第二十七号

決して希望を失わない 心で思った通りに現象は起こる。塾長は最初に就職した会社で、待遇や人間関係において苦労したそうですが、いつも“ふるさと”を歌って自分を元気づけたと語っています。 “私たちの人生は苦痛や悩みから解き放たれることはないのですが、…

盛和塾 読後感想文 第二十六号

“働く意義” と “利を求むる道あり” 働く意義や目的を明確にすると、自分の仕事に精魂込めて打ち込むことが出来ます。自分の仕事に納得し、働くことについてのバックボーンができると人は働くことの意義を見出します。 働く意義を考えながら事業経営に携わっ…