2018-01-01から1年間の記事一覧

盛和塾 読後感想文 第七十三号

高収益企業の作り方 強い願望を持つことで、企業を高収益体質に導くことができます。塾生の中では、自分の会社も高収益企業にならねばならないと心から思い、その結果、営業利益率10%を超える企業が続出しています。株式公開や上場に至った会社は100を超え…

盛和塾 読後感想文 第七十二号

善に見る習慣をつける 正しい判断を行うためには、状況に対する正しい認識ができなければなりません 事実は一つしかあり ませんが、認識は観察者の視点によって左右されてしまいます。観察者の心のフィルターによて現象 は見られますから、同じ事実が善(よき…

盛和塾 読後感想文 第七十一号

エネルギーを部下に注入する リーダーが自分ひとりで達成することが難しいような仕事には、部下の協力が必要です。たとえリーダーが情熱に燃えていても、部下が同じような熱意を持たないことにはそのプロジェクトを成功させることは難しいことです。 最高の…

盛和塾 読後感想文 第七十号

愛こそはすべて 広中平祐京都大学教授は語ります。京都の清水寺で発表された恒例の今年の漢字に “愛” ということばが選ばれました。広中先生はその時、以前に読んだバイブル “キリストの教え” を思い出された。それまではコリント第13章はキリスト教形式の結…

盛和塾 読後感想文 第六十九号

謙虚なリーダーになる リーダーは、常に謙虚でなければなりません。権力や支配力を持つと、一時的に成功しますと、往々にして人間のモラルは低下し、傲岸不遜になってしまいます。このようなリーダーの下では、集団はたとえ一時的に成功したとしても、長い間…

盛和塾 読後感想文 第六十八号

自己犠牲を払う勇気を持つ すべてのリーダーは、喜んで自己犠牲を払う勇気をもっていなければなりません。集団として何か価値のあることを成し遂げようとするには、大変なエネルギーが必要です。エネルギーには、時には時間が必要です。集団の為に使う時間を…

盛和塾 読後感想文 第六十七号

西郷南洲が教える経営者のあり方 判断基準を “人として持つべき基本的な倫理観” に置く 経営のトップに立つ我々は、我々の周辺にいる従業員やお客様から信頼と尊敬を得られるだけの人間性・人格をもっていなければなりません。 “商売人は信用が第一だ” と言…

盛和塾 読後感想文 第六十六号

次代のリーダーに望む アメリカへ進出して来た日本企業や自分で事業を開始された経営者の方々は、異なった文化・人種の中で、頑張っています。経営者の方々の中には不安の中で、家族を養い、従業員へ給料を払い、アメリカの国に税金を払い、長年頑張ってこら…

盛和塾 読後感想文 第六十五号

反省ある人生をおくる 自分自身を高めようとするなら “日々の判断や行為が、はたして人生として正しいものかどうか、奢り驕ぶりがないかどうか” を常に謙虚に反省し、自らを戒めていかなければなりません。 毎日自分の言ったこと、したことを反省しますと、…

盛和塾 読後感想文 第六十四号

公明正大に利益を追求する 会社は利益を上げなければ成り立ちません。自由市場において競争で決まる価格は正しい価格であり、その価格での商売をして得られる利益は正当な利益です。厳しい価格競争のなかで、合理化を進め、付加価値を高めていく努力が利益を…

盛和塾 読後感想文 第六十三号

ものごとをシンプルにとらえる ものごとの本質をとらえるためには、実は曖昧な現象をシンプルにとらえなおすことが必要なのです。事象は単純にすればするほど本来の姿、すなわち真理に近づいていきます。 一見複雑に見える経営も、つきつめてみれば“売上を極…

盛和塾 読後感想文 第六十二号

売上を極大に、経費を極小に(入るを量って、出ずるを制する) 経営とは、非常にシンプルなもので、その基本は売上を大きくし、いかにして使う経費を小さくするかということに尽きます。利益はその結果です。私たちはいつも売上をより大きくすること、経費を…

盛和塾 読後感想文 第六十一号

成就する思い、成就しない思い 心の大切さを学んだ経緯 塾長は “人生や経営がうまくいく、いかないかは、その人の心の持ち方、考え方によって決まってきます” と何度も述べられています。 1.13歳で結核にかかったとき、隣の奥さんが谷口雅春さんの “生命の…

盛和塾 読後感想文 第六十号

素直な心を持つ 素直な心とは、自分自身のいたらなさを認め、そこから努力をするという謙虚な姿勢のことです。とかく能力のある人、気性の激しい人、我の強い人は、往々にして人の意見を聞かず、たとえ聞いても反発するのです。しかし本当に伸びる人は素直な…

盛和塾 読後感想文 第五十九号

原理原則に従う 会社の経営というものは、筋の通った、道理にあう、世間一般の道徳にあったものでなければ成功しません。これに反した場合は会社の経営は長続きしないのです。 他社のやって来たこと、一般に常識にのっとったこと、過去にやって来たことを参…

盛和塾 読後感想文 第五十八号

常に謙虚であらねばならない 人間は誰でも少し成功しますと、自分を過大評価して、傲慢不遜になることがあります。そうしますと、周囲の人達の意見に耳を傾けなくなってしまうことがよくあります。周囲の人達からは協力を得られなくなり、孤立化してしまいま…

盛和塾 読後感想文 第五十七号

愛と誠と調和の心をベースとする 人生・仕事において、素晴らしい結果を生み出す為には、ものの考え方、心の在り方が決定的な役割を果たします。 人を成功に導くものは “愛” 、 “誠” と “調和” の心です。 “愛” とは、他人の喜びを自分の喜びとする心。 “誠”…

盛和塾 読後感想文 第五十六号

動機善なりや、私心なかりしか 大きな夢を描き、自分の目標を持ち、計画する時、 “ 動機善なりや” ということを問わなければなりません。動機が周りの人、お客様、社会にとって善きことかどうか、自問自答してみるのです。善とは誰から見ても善きことであり…

盛和塾 読後感想文 第五十五号

一隅を照らす 小田 全宏(ぜんこう) 日本政策フロンティア代表 小田さんは、私の好きな言葉は “一隅を照らす者、これは国宝なり” – 天台宗(てんだいしゅう)を開いた伝教大師最澄(でんぎょうだいしさいちょう)の言葉 - であると書かれています。 限りある人生…

盛和塾 読後感想文 第五十四号

試練を通じて成長する 塾長は “人生を終えるときに、立派な人格者になった人もいれば、そうでない人もいる。人生を歩む中で、自らを磨き人格を高めることができたかどうかです” と語っています。 人間は生まれた時は原石のようなもので、後天的に磨き上げる…

盛和塾 読後感想文 第五十三号

心をベースとして経営する 会社の発展のために、従業員の物心両面の幸せのために一人ひとりが努力する。経営者も命をかけてみんなの信頼にこたえる。働く仲間の信頼に応える仕事をする。そのような仲間を信じ、私利私欲のためではない、社員のみんなが本当に…

盛和塾 読後感想文 第五十二号

採算意識を高める 京セラではアメーバ単位(事業部制)で、時間当り採算制度を実施し、職場での仕事の結果が誰にでもはっきりと分かるようになっています。社員一人ひとりが経営者の意識を持って、自分たちのアメーバの時間当り付加価値をどうしたら高めるこ…

盛和塾 読後感想文 第五十一号

企業統治、トップが倫理を どの歴史を見ても、国であり、企業であり、その盛衰はリーダーで決まる。経営者の行動により、企業の繁栄や従業員の運命も決まります。 雪印乳業、日本ハム、三井物産、東京電力などの不祥事が発生していますが、日本の企業のリー…

盛和塾 読後感想文 第五十号

人は何のために生きるのか 京セラ設立後、塾長は、経営経験のない中で、次第に京セラという会社はどうあるべきかを考えました。27人の従業員を路頭に迷わすことはできないこと、京セラ設立を支援していただいた方々への御恩とご厚意に報いなければなりません…

盛和塾 読後感想文 第四十九号

企業経営における倫理 - リーダーと人格について 企業不祥事とリーダー アメリカ、日本において昨今、経営上の不祥事が多発しています。 能力もあり、努力もして頑張ってきて、企業を発展させてこられた立派な経営者が不祥事を起こすことがあります。 経営…

盛和塾 読後感想文 第四十八号

ガラス張りで経営する 全従業員が経営に参画して行くことにより、企業は成長・発展し続けると思います。全従業員が経営に参加して行く為には、従業員に経営情報を即座に開示していくことが前提となります。 その経営情報は従業員に分かり易く、従業員が活用…

盛和塾 読後感想文 第四十七号

“宇宙の意思”と調和する心 この世には、すべてのものを進化発展させていく流れがあります。これは“宇宙の意思”だそうです。この進化発展は、愛と誠と調和に基づいている為、何億年も続いていると思います。この進化発展する宇宙の流れ、その巨大なエネルギー…

盛和塾 読後感想文 第四十六号

情けは人の為ならず 因果応報の法則について 運命と因果応報の法則 私たちの人生のいろいろな出来事は、自分の意志や遺伝子の力が及ばない領域があります。運命ということです。 以前の読後感想分でもふれましたが、因果応報の法則-善根は善果を生み、悪根…

盛和塾 読後感想文 第四十五号

綺麗な心で願望を描く 塾長は語っています。強い願望であっても私利私欲に基づいた動機であったり、又、世の道理に反する動機の場合は、一時的に成功するかもしれないが、結局、社会との摩擦を生み、社会に受け入れられなくなり、失敗につながっていきます。…

盛和塾 読後感想文 第四十四号

もうダメだという時が仕事の始まり 稲盛塾長は塾長理念として次のように述べています。物事を成し遂げていくもとは、才能や能力というより、その人の持っている熱意や情熱、さらに執念です。 “もうダメだという時が、本当の仕事の始まり。” だそうです。 人…